変化
どうやれば人は変わるのだろう。環境で人は変わるとよく言われる。
とらドラを最終話まで見た。親友と同じ人を好きになった。好きになった人が自分のことを好きじゃない。好きだけど、自分が結ばれると、彼女は不幸になる。罪悪感。いつのまにか好きになってた。好きって? 一人で生きれる。誰にも頼ることなく。
報われないことだってある。報われなかったあの子はその後も生きていく。
主人公二人より、報わなかった二人に心惹かれた。
川島亜美と櫛枝実乃梨。
大人びて一歩引いたところで全部わかっているようなふりしているけれど、本気はなかなか出せなくて逃げてばかり。
子どもと大人の違いってなんだ。
関係性の変化が怖い。そんなのいつになったって怖い。変化は物語を生む。関係性の変化は休日の生活や日常を環境ごと変える。
いつも隣にいたはずのあいつがいない。
その人にとって大切なものは違う。
誰かが自分を見ているとわかっていれば生きていける。
自分にとってたった一人その人だけいればいいと思う人。
それを見つけられることができれば、とても幸せだと思う。
きっと運命だと思う、その確信と決断がなにより運命だ。
そう思った。その気持ちが変わらないと願った。
すべてはその感情が発端だ。