毎日毎日
自分の言葉はどうやって見つければいいのだろう。本の受け売りは自分じゃない?
そこにその人しか生み出せない見方やなにか震わせる熱のようなものがあれば……。
中学時代の今はもうあまり会わない友達が夢によく登場する。
プロレスの会場みたいなとこでリングを知りあいたちが囲んでいる。
総合格闘技をするらしくて僕もなぜか呼ばれた。
僕は公募したシナリオ300枚が賞をとってアニメ化されるって事で、すさまじい幸福感に包まれてた。村山田山野 みたいなペンネームで王太郎を彷彿とさせるらしかった。食事の部分をアイデアでうまく書けたという達成感だけが残ってる。
シナリオが載った冊子をみんなに配ってた。
何なんだいったい。
死ぬほど伝えたいものがあれば絶対伝わるように死ぬほど工夫する。
それほど自分の文章に価値を感じて無いから、誰にも読まれなくていい。
なんて思うんだ。