EVERYTHING IS

想起特訓。忘れかけたことを思い出すのだ。

思考の元ネタ

 思考に至る過程を考えていくと、自分がどう思考しているかがわかる。
 普段自分の思考がどう生まれるかに無頓着だから、アイデアを生み出す再現性が低いいと思った。いつ書けていて、いつ書けないのかが明確になれば文章が書けなくなる理由がわかるはずだ。
 こういう話は抽象的だから比喩を使って具体的にしないといけない。
 文章をシンプルにしていく。なぜその言葉を使ったのかが明確になるようにしたい。
 
 書くために必要なこと。
 1 まず、何を書くのか What 
 2 書きたいものが存在しない場合事実を書く Fact
 3 外的刺激(元ネタ)から思いついたものを書く Idea

 1が今無い。
 2 麗しのサブリナを見た。兄の恋愛が成就するのかどうかが気になって一気に見れた。成就しないのではないかという不安があるから、続きが気になる。 自分の感情の動きを捉えて記憶に残しておかないと事実が増えない。

  猫物語の4話の最後が音楽も相まってよかった。デミちゃんの11話の海に向かって叫ぶシーンを思い出した。

 3

 夢幻に消えてしまうのかもしれない。意味など無く、誰にも影響を与えずただの自己満足で終わるのかもしれない。誰も知らない献身。ブラックスワンの問題。僕だけがその危機を知っていて、全世界が知らない。僕が身を挺してその世界を救ったとして、誰も僕の行為が世界を救ったとは知らない。デッドゾーン。僕には未来が見えるんだ。ただ、その信念の善行だ。投げ出した身体は死ぬためにあり、君のために死ねると本心から叫べたらその瞬間に爆散したい。
 海面は照り返しできらきらと輝き眩しさを僕の眼に返してくる。水面から跳ね飛ぶ未確認物体に目を剥き、誰かがすれ違うほどの時間が過ぎる。トビウオだったのかもしれないと、自分の初体験に喜びを見いだす瞬間カモメが頭上に影を作る。なんとなく、予感がする。何かが始まる気がする、と。予感というものは、身体が未来の準備を勝手にしているものだと僕は解釈する。身体は既に知っていて僕に教えてくれるんだとなぜかそう思う。だから必然的にこの後僕には何かが待っている。いつでも何かが待っているというのはそりゃあそうだけど、特別な何かはなかなかこない。棒倒しをしている時の棒を倒さないぎりぎりの加減で砂をすくい取るように、絶妙な力加減で手に入れないといけない。僕はぎりぎりの限界を試さないといけない。そういう義務感に襲われ、Tシャツを脱ぎ、海パンになると海に飛び込んだ。

1023