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わたしとなにがし

わたしがさまざまなものと場所を観察する。 抽象性と具体性/実験の場。

わたしと博覧強記

 わたしの友人になんでも知ってる友達がいる。
 ハクラン君という名前の彼は量子コンピューターに繋がったネットワーク系のサイボーグだ。一億5000万冊ほどの本の情報が彼の頭には入っている。常時接続し更新されていくのでネットワーク上にある情報はすべて彼のものだ。
 しかし、彼は真偽判定ができない。
 問いに対して複数の回答を持ってくるのが彼のできることだ。その答えがどこから用意されたか、どの本の引用で回答できるか。
 ハクラン君には思考が無い。その膨大な情報をアイデアにはまだできていない。