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わたしとなにがし

わたしがさまざまなものと場所を観察する。 抽象性と具体性/実験の場。

文章を書く

何を書こうとしているのだろう。書く時に何を誰に伝えようとしているのだろう。尊敬する人物になりきって書くことは意味があるのだろうか。うわべだけでなく、その人の意識化されていない部分さえも真似できれば、その人になれるだろうか。 あの人ならどう書…

わたしと考え

「何か疑問を持った時、それの答えが出るまで考える?」 「そもそも疑問を追求しようとする気さえ無い場合だってある」 「あまりにも考えない自分が嫌いです」

わたしと意図

「その文章には意図が含まれていますか?」 私は夜闇の中にいた。 //人と場所の情報を与えている。 私は古本市に弱い。 //私の情報、好きなものをあげている。

自己破壊 恐怖 不名誉 自己批判 恥

わたしとなぜ

「思考は問いに答えることで出てくる」 バーゼルマンはそう言う。「だから、いい問いを考えることが大事なんだ」 そんなことみんな知っていると思った。「疑問や納得のできなさ、わからなさから思考が生まれる。わかったというのは思考の果ての閃きだ。閃き…

わたしと嘘つき

「サイミングという言葉を知っているかね? 君は知らないと思うが、人を条件付けるための新しい手法でね。うちの工場で導入したところ作業効率が200%アップした。経常利益が2倍になったということだよ。その絡繰りを教えて欲しいかな?」 ガードルードは口…

わたしと物語

「おもしろい物語って何なんだろうね?」 エヴィルが紫煙をくゆらせながら言った。 どうやら書いている小説に行き詰まっているらしい。「感動するものかな……」「感動する。つまり感情が動くものか。胸が痛むような……そんな話か。絶望の中でかすかに瞬く希望…

わたしと物語禁止令

エヴィルは小説家志望でいつも自作の小説を書いている。「僕は物語に触れるのをこれから禁止する。8月〆切りの小説を書き上げるまで物語はしまうんだ。僕が書くものだけに触れるんだ。禁止されているから新しい話を自分で考えたくなるはずだ」 わたしはそん…

わたしと忍耐

わたしは忍耐力が無い。そういう自覚がある。 友人のスヴェトラーナは非常に我慢強く、同じことをずっとしてられる。 同時に本を読み始めて、 彼女が1冊の本を読み終えた時、 私は10冊の本のさわりを読み終えている。 なぜこんなにも飽きっぽいのだろう。「…

わたしと『すばらしい新世界』

カヴァンは読書家で私に読んだ本の話をしたがる。「ねぇ、よんでー、よんでよんでー」 無邪気さと純粋さに私は撃たれて読んだ。『すばらしい新世界』

わたしと博覧強記

わたしの友人になんでも知ってる友達がいる。 ハクラン君という名前の彼は量子コンピューターに繋がったネットワーク系のサイボーグだ。一億5000万冊ほどの本の情報が彼の頭には入っている。常時接続し更新されていくのでネットワーク上にある情報はすべて彼…

わたしといらだち本

家の本棚を見ていると読んでいない本が溢れていていらだちがつのる。 重みで圧殺されそうな『読まなきゃ』がわたしに襲いかかってくる。 プラトンが対話を挑んでくるけれど、回りくどさにわたしは読む気をそがれ、なんでこんな本たち買ったの?って昔のわた…

わたしと問い

頭は考えるためにある。 身体は動くためにある。 心は揺らめくためにある。 無機質な鋼鉄のような心など私には必要がない。 今、考えているという時本当に考えているのかわからなくなる。 むにゃむにゃとして、はっきりとしていない時や考えをうまく言葉にで…

わたしとプールサイド

誰もいないプールサイドにはプールを監視するための高い椅子がある。正確な名前は知らないけれど、プールの中央の左右両端に一つずつ置いてある。いそいそと短い梯子に登って椅子の上に座る。三角座りで座る。頭を膝に乗せて少し傾けて暗く濁ったプールを見…